教育方針

学園の使命

  1. キリスト教精神に基づく価値観と信念の涵養に努め、キリスト教的愛の実現を、すべてに優先して追求させる。
  2. 常の授業に最高かつ最善の配慮を怠らず、真理を愛し、深い理解力と正確な判断力のある人間の育成に努めることにより、生徒の知的完成を目指す。
  3. 国境、文化、人種を超えて、友愛と相互理解の精神を体得させる。
  4. 異文化体験等に基づく生徒の差異と個性を尊重し、その個性および能力、進路に応じた指導に努める。
  5. 社会的指導者に適わしい資質の基礎を陶冶するため、対話、奉仕、批判の精神の育成に努める。
  6. 心と身体のバランスを調和あるものとするため、体育、芸術などの諸教科をクラブ活動にまで延長して行う。

学園の教育目標

本学園は、海外から帰国する子女にわが国の教育体系に即応した教育を行うことによって、これら子女が海外で身につけたものを将来の社会で十分生かすことができるよう配慮する。あわせて、国内生をも受け入れ、帰国生と国内生との相互啓発を図りながら、21世紀に活躍する国際人を育成する。本校の教育目標はキリスト教精神に基づき、このような人を育成することにある。

  • 国際的感覚にすぐれ、
  • 新時代に対応する、
  • 諸機能の調和した、
  • 健全な社会人

国際的感覚

日本の習慣、伝統、文化を基調として、異なった文化、社会の価値観をも積極的に学び、これを尊重する精神を養うことにより、永遠普遍的価値(catholic values)を志向する精神を育成する。このことにより、国際的レベルで積極的に人類の平和に貢献できる豊かな人間を育成する。

新時代に対応

変動する日本の国際的地位の重要性を認識し、変動する国際社会の中で新しい時代に対応する自主的で個性豊かな人間を育成する。

諸機能の調和

身体的機能の調和にくわえ、知恵、感情、意志、道徳性など精神的にも調和のとれた人間を育成する。

健全な社会人

人類にとって最も大切な愛、誠実、正義の精神を育成することによって、健全な社会人としての基礎を培う。