ヨハネ研究の森の寮は、男子も女子もそれぞれ生徒達自身の手で生活を組み立てる場として存在しています。学校での学びと寮での生活が分断されずに繋がっているんだという意識を生み出す重要なところです。そのため、ヨハネ研究の森に入学するためには入寮が前提となります。
一般に、寮というところは軍隊のように厳しく取り締まられて、指示に従って日々の生活を送るところというイメージがありますが、ヨハネ研究の森の寮は、取り締まられるという息苦しさはなく、とても自由な雰囲気を感じる空間です。そのかわり、「自分たちのことは自分たちでやる」という掟のようなものがあって、自らを律する心が求められてきます。
女子寮では、小学生から高校生までが一緒に生活し、自分達のことを「西の宝塚、東のヨハネ」と言うくらい躾を厳しくして日々の生活を送っています。
親元を離れて生きていく」ということは、親の手を借りずに生きていくということですので、親の代わりを寮に求めるのではなく、寮は他人と関わりあいながら自分で生きていく力を身につけていく場所に他なりません。志し高き少年少女にとって、このような環境で生活することは、将来社会で立派に生きていくための助走期間としてより充実したものになることでしょう。
関心のある方はぜひ一度ヨハネの学びと生活を体験してみてください。