中学生・高校生といえば、「食べ盛り」・「育ち盛り」です。
私(筆者は卒業生で地歴公民科教員)も、特に高校時代はよく食べました。
1980年代、寮の夕飯は、食堂委員の「姿勢を正して、いただきます!」という気合の入った号令とともに17:30から全員で一斉に摂っていました。
その後、整美点検→自習→消灯となるのですが、自習の休み時間(20:30)・自習終了(22:00)の頃にはお腹が空いてしまいます。
手持ちの在庫がない時は、「誰か食べ物ない?」と友達の部屋を転々と…。
時には夜中に空腹で目が覚めてしまい眠れないということもありました。
そんな「暁国寮生」を救ってくれたのが、カップ麺・インスタント麺・缶詰・レトルト食品などなど。
当時、自宅から荷物(=食料)が届くと嬉しくてたまりませんでした。
◆袋ラーメンとレトルトは…
しかし、当時の寮では調理しにくいものがありました。
それが、袋のインスタント麺とレトルトカレー。
なぜか?
それは、電気ポットなどが禁制品だったのできちんと調理できないから!
(※現在は食堂で湯煎・電子レンジで温めてもらえます)
◆カップ麺のリスク
その点、カップ麺は寮の給湯室でお湯だけ汲めば良いのでお手軽です。
しかし、たまに湯量が減っていて「ぬるま湯」を入れてしまうということも。
また、匂いがするので、夜中に見回りの先生の目を盗んで食べるにはリスクが伴います。先生の見回りを掻い潜れず、お湯を汲んでそのまま朝まで放置なんてこともありました。
◆缶詰最強伝説
以上の点から缶詰は最強!
電気ポットも電子レンジも鍋も不要、しかもあまり匂わないうえに、保存期限が超長期。ということで、私は今でも缶詰が大好きです。
でも、最近スーパーに行って思うのは、缶詰のバリエーションが減ったことですね。CVS普及の影響なんでしょうか…。
ということで、本日の記事は35年ほど前の昔話でした。
今の暁星国際では、小型冷蔵庫が普及したり、共用の電子レンジが設置されたり、色々と便利になりましたね。