過去の入試問題から工夫して計算する計算問題を紹介します。
<問題>
15.7-12.56+9.42-6.28+3.14
<解答>
15.7-12.56+9.42-6.28+3.14
=3.14×5-3.14×4+3.14×3-3.14×2+3.14×1
=3.14×(5-4+3-2+1)=3.14×3=9.42
<解説>
A×B+A×C=A×(B+C)
A×B-A×C=A×(B-C)
のような分配法則と呼ばれる性質を使って上手に計算する問題です。本校の入試にも頻出です。
時には力業で計算することも必要ですが、工夫して計算しようとする心構えが計算力向上の鍵です。