算数1教科入試に限らず、理科や社会など日常に関連した題材の問題も出題されます。
必要な情報は問題文にあるので、よく読んで解いてください。
過去の入試問題から1問紹介しますので、ぜひ解いてみてください。
<問題>
人口密度とは1k㎡あたりの人口を表します。
市町村 | 面積(k㎡) | 人口密度(人) |
A市 | 337 | ア |
B市 | 105 | 900 |
C市 | 150 | 210 |
(1) A市の人口が202200人のとき、アを求めなさい。
(2) B市の人口はC市の人口の何倍か。
<解答>
(1) A市は337k㎡に202200人が住んでいるので、
202200÷337=600
より、1k㎡あたり600人住んでいる。
よって、アは600
(2) B市の人口は900×105人
C市の人口は210×150人
したがって、(900×105)÷(210×150)=6÷2=3
<解説>
人口密度とは1k㎡あたりの人口を表すので、人口密度×面積(k㎡)で人口を求めることができます。
900×105や210×150などは計算せずに最後に約分してから計算するのが上手い方法です。