入学から3か月が経った中学1年生。
毎日元気な様子が目に入ってきます。
学校生活や授業に慣れてきているのでしょう。
今回は、そんな中学1年生の英語の授業に焦点を当てます。
以下、授業の概要や現在の学習内容についてご紹介します。
英語(特進・進学コース)
日本語話者による日本語での授業で、週6時間あります。
文法や長文などの学習が主体です。
1学期中に単語・文法の基礎が定着することを目標としています。
初学者はアルファベットから始めます。
英語学習が初めての方でも安心です。
授業では、協力し合うときもあれば、誰が早く問題を解けるか競い合うときもあるそうです。
ほほえましい競争心ですね。
ESL(特進・進学コース)
English as a Second Languageの略称で、英語話者による英語での授業です。
週6時間行っています。
中1~中3を、上からレベル1~4の4つの習熟度別クラスに分けて実施しています。
レベル1は英検準1級・1級合格を目指しています。
現在の授業では、動画を見てその内容について英語で発表、その後話し合ったり作文を書いたりしているそうです。
レベル4は英語初学者のクラスで、アルファベットから始めます。
英語学習が初めての方でも安心です。
中1~中3が1つの教室の中で学年を越えて協力しながら授業を進めています。
LEG・LER(インターナショナルコース)
Level English Grammar・Level English Readingの略称です。
インターナショナルコースでは多くの授業が英語で行われていますが、文法・表現・単語などの習得を目指す授業もしっかり行っています。
この科目では、インターナショナルコースの中1~中3を、科目名の通り習熟度別クラスに分けて授業をしています。
学年横断型の授業展開です。
週5時間ずつ設定されています。
暁星国際小学校からの入学生は、小6時にテスト・面談をしてクラスを決定します。
外部小学校からの入学生は、本校入学後に主に面談を通して英語力と英語学習経験を確認し、クラス分けをしています。
授業では物語を読むのが人気だそうです。
また、意見を求めると次から次へと活発に議論が展開されます。
もちろん英語で。
この授業では、物語や論文で頻出の英単語などを正確に理解できるようにするといった英語力の向上はもちろん、英語を使って意見を言えるように、また書けるようにし、さらに、様々な国・地方・文化の英語に慣れることを目指しています。
“If it doesn’t challenge you, it won’t change you”
以上の方針のもと、本校では週12時間以上英語の授業を行っています。
週6日登校ですから、毎日2時間の英語の授業があるということになります。
何かと英語をアピールしがちな本校ですが(!)、入学直後からレベルが高くてついていけない!ということはありません。
初学者もたくさんいますから、習熟度別クラスを導入し、それぞれに合わせて授業を行っています。
1時間1時間を楽しみながら、「より高く」を目指して学習していってほしいと願っています。