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卒業生来訪

暁星国際中・高等学校は卒業後も母校のことを懐かしく思ってくれ学校を訪ねてくれる卒業生が、多分一般的な学校に比べると大変多いのですが、残念ながら新型コロナウィルス感染拡大後はそのような機会も少なくなってしまいました。

そんな中、本校7期生の卒業生で現在複数の会社の代表を務める宮島輝喜君が先日学校に来校されました。

宮島君は大学卒業後大手百貨店に就職し長年旅行部門で活躍、2015年に独立し旅行代理店を創業、このコロナ禍の中も「旅に対する百貨店」をテーマに関連分野に広げた経営を展開しています。また、電力自由化に伴い、電力販売事業を立ち上げるなど精力的な活動をしています。

宮島君にいくつか聞いてみました。

 

●久しぶりの母校はいかがですか?

卒業後25年の時間が経ちましたが、ここに戻ってくると何か安心感と言うか、ホッとしました。学校の周りの風景が大きく様変わりしていたため学校も変わってしまったのではと不安になりましたが、キャンパス内は在学中とほぼ同じで、今回来校して本当に良かったと思いました。それに私たちが大変お世話になった先生方もいらっしゃって本当に安心しました。先生方を誰も存じ上げなければ中々来る勇気が湧かないと思いますが、残ってくださっている先生方がいらっしゃるので是非コロナが落ち着いたら卒業生の皆さんは学校を訪問してもらいたいなと思います。

 

●在学中の思い出を聞かせてくれませんか?

全てが思い出になっています。特に多くの友人と先生方とともに生活した寮生活。

最初は何というところに来てしまったのかと思う時もありましたが、実は苦しいことも楽しいことも寮生活の経験が今の自分を支えてくれているということを生徒の多くは卒業するまで気が付かないものです。

寮の仲間意識は私の最高の財産になっています。仕事上先輩や後輩の卒業生のお世話になる機会も多く、暁星国際の卒業生で良かったと今まで数えきれないくらい感じることがありました。

また寮生活で学んだ人との接し方、距離感、人の立場になって考えることの大切さは、何よりも社会に出て最も痛感した財産です。社会人の基本を社会に出る前に体得できた経験は私の人生を変えてくれたと思います。

高校2年生の時にはラグビー部の主将と生徒会長を務めさせてもらい、貴重な経験をさせてもらいました。

生徒会の部屋を学校からいただいたのは私の時が最初だったと記憶しています。

 

●今のお仕事について聞かせてください。

新型コロナウィルス感染拡大で旅行業の方は今は持久戦といった状態ですが、コロナが沈静化した後のマーケットはとても魅力的だと期待しています。電力販売は政府の46%CO²削減目標が掲げられたことで、「電力を助ける」をモットーにCO²の削減に向けたゴールラインをお客様個々に提示することでそのための設備のご提案などをさせていただいています。SDGsに積極的に取り組んでいます。

 

●在校生にメッセージをお願いします。

男女サッカー部の活躍や、HPの記事などは今でも卒業生の間で必ず話題に上ります。

私たちの世代よりも今の時代は遥かにいろいろな分野で様々な可能性を実現できるチャンスがあるはずですので、是非目標を見つけて実現のために頑張ってください。それが将来に繋がる最大のチャンスに結び付くはずです。それができる環境が今も昔も暁星国際には整っていると確信します。

本日はどうもありがとうございました。

 

 

 

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