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人生の大切なことは全て暁星国際の寮で学びました。第5回

田中写真1

現役の練習に駆け付けたバスケ部卒業生

東日本旅客鉄道株式会社
総合職 エキナカ開発担当
田中洋一郎(暁星国際学園14期生)

諸先輩方が寮生活のなにものにも代え難い価値について多々メッセージを下さっていますので、私は私自身が入学にあたって不安だったことや、入学後すぐにその不安が、自信やアイデンティティにどう変化していったかについて簡単ではありますが、お知らせしようと思います。

■寮生活への不安はありましたか?
昨日までランドセルを背負って小学校に通っていた子供が、いきなり先輩方がたくさん暮らす寮に入るわけですから、入学当初は不安で不安でしょうがなかったのが誰もが思っている本心でしょう。私自身ももちろんそうでした。家庭ではなく「寮」という場所での生活の選択。中学生から両親・兄弟と離れ、今まで見知らぬ人と一つ屋根の下で暮らすことに今でも不安がない人はいないと思います。
でもその不安は4月当初のオリエンテーションで99%吹き飛びます。その後若干センチメンタルな感情に陥ったり家族や地元の友人のことを思い出し淋しくなったこともありましたが、クラス・寮・クラブの環境がすべてを解決してくれます。是非安心して入学してもらいたいです。
そして寮には寮でしか出来ない経験や成長が必ず有ります。この貴重な経験をさせてくれた両親に今でもとても感謝しています。

気付くとあっという間に6年が過ぎていました。

■寮生活で得たことは社会人になって益々活きています!
6年間昼夜を共にした一生の「仲間」の結束はとても凄いものです。といってもまだなかなか想像できないと思いますが、同じ境遇で24時間過ごした仲間は、卒業後20年を迎えようとしている今でも、顔を合わせなくても密に繋がっています。これは言葉でいうと簡単ですが、人生においては最も大事なことなのです。
驚くことに遥かに年上の先輩や、在校生含め自分の子供と言ってもいいような年代の在校生や後輩との繋がりも強く、社会人になってから知り合った先輩方でも学校名を知るだけでその場で仲間になれます!
また、インターナショナルコースという英語専門クラスがあるようにグローバルな学校ですので、
世界中で活躍している仲間も実に大勢いて、どこに行ってもネットワークがあり今でもお互い支え合い、困ったときは必ずこの「暁星繋がり」が助けてくれます。
通学制の普通の学校に通っていたら、けっして経験できないかけがえのない思い出と、卒業後も様々なサポート体制を卒業生みんなで作るネットワークに参加させていただいていることは、何にも代えがたい私の人生の宝物です。

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