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教育実習生に聞きました。

5月24日から中高にはお二方の教育実習生が来ています。今日はそのおひと方の小林晴希さんを担当している石井雄貴先生がインタビューした内容をお知らせしたいと思います。小林さんは本校を3年前に卒業し、現在筑波大学理工学群工学システム学類の4年生に在籍しています。本校在学中はサッカー部に在籍、文武両道を実践した模範的な学校生活を送っていました。

 

石井(以下、石):教育実習を2週間終えてどうですか?

小林(以下、小):最初のほうはだいぶ大変で、慣れるまでは部屋に帰ったら疲れてしまいすぐ寝ていましたが、少しずつ生活にも慣れて、大変ながらもちょっとずつできてきたかなぁと感じます。

石:実習全体として何が一番大変でしたか?

小:授業の計画を立てるのと、毎日日誌を付けることです。

石:高校時代に感じていた先生という職業のイメージと今とで違うことはありますか?

小:高校時代に思っていたよりはるかに授業に対しての準備が多かったことです。

石:高校時代はそんなに先生方の授業準備のイメージがありませんでしたか?

小:準備というよりも教え方の工夫という言葉の方がいいかもしれません。

石:実際に授業をやってみて一番大変だったのは?

小:授業準備をしてきたことが実際の授業でうまくいかなかった時、伝えられなかったことにとても後悔をしています。

石:逆に授業をやってみて楽しかったことはありますか?

小:生徒が疑問を質問してくれて、それに対して私が答えてその生徒ができるようになったときですね。

石:先輩として今の暁星国際の生徒に対してどういうことを頑張ってと言いたいですか?

小:S組の人はスポーツを第1優先に考える人が多いかもしれませんが、どんな進路を選択しても将来的に大事になってくるのは、体の健康はもちろんですが、それプラス頭の使い方、楽しくないことをいかに楽しくできるか。その結果として、スポーツのスキルも学力も相乗効果で上昇していくところを感じてほしい。嫌なことから逃げず、苦手な分野の勉強も頑張って欲しいと思います。必ず人生にもスポーツにも糧になるはずです。他の人に関しては、授業を聞いて授業中に問題を解いて満足しないで、寮に帰った後に課題をもって「今日はこの問題を自習時間中にやる」と決めて、その目標を達成できるように勉強を頑張って欲しいと思います。その繰り返しの習慣が暁星国際の生徒の皆さんの他では培うことができない貴重な財産となります。

石:自分が受験生の時はどのような勉強法をやりましたか?

小:明日までに問題集を終わらそう、というような無理なことではなく、とりあえず10問やろうという実現可能な範囲を目標にして毎日最低限これぐらいはやろうっていうのと、その最低限のノルマを毎日少しずつ伸ばしていく、そしてここまで頑張れたらオレすごいなっていうことを考えてやっていました。

石:いよいよ教育実習最終週に向けた意気込みを教えて下さい。

小:あと1週間なので、ほかの先生の授業を見て吸収できるところは全部吸収して自分の授業に活かせるように頑張りたいと思います。

石:ありがとうございました。来週は集大成の研究授業もありますので、小林先生の健闘を期待しています。

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