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教育実習生に聞きました。NO2

現在保健体育の教育実習を行っている園田祥央さんに実習についてのインタビューをしました。

園田さんの本校在学中、高校女子サッカー部は千葉県大会で優勝し関東大会に進出、現在の本校女子サッカー部の活躍のまさに礎を作ってくれました。現在も日本体育大学体育会サッカー部に在籍しサッカーを通して様々な研鑚と経験を積んでいます。

 

林:教育実習を2週間終えてどうですか?

園田(以下、園):はじめはどうしても実感が湧かなかったのですが、段々と生徒とコミュニケーションがとれるようになり、「先生!」と呼ばれることでその立場を始めて実感するようになりました。

林:実習全体として何が一番大変でしたか

園:授業案の作成が一番大変です。はじめ生徒像がつかめず、授業の内容をどのように組み立てるかいろいろ思案ばかりが先に立ってしまい不安と苦労を強く感じました。

林:高校時代に感じていた先生という職業のイメージと今とで違うことはありますか

園:先生方がこれほどまでに授業の準備をしていることが高校時代には想像もできませんでした。

林:高校時代はそんなに先生方の授業準備のイメージがなかったですか

園:1時間の授業をやるためにそれぞれの先生方が多くの時間を費やしてくれていることを改めて今回感じました。

林:実際に授業をやってみて一番大変だったのは?

園:体育の授業ではみんな活発に動いたり、声を出してくれるので大丈夫でしたが、座学の保健の授業では生徒の反応がない時、生徒の声をなんとか引き出そうとして色々と問いかけを働きかけるのが大変でした。

林:逆に授業をやってみて楽しかったことはありますか

園:生徒とのコミュニケーションが上手くはかれた時にとても喜びを感じました。

林:先輩として今の暁星国際の生徒に対してどういうことを頑張ってと言いたいですか?

園:下級生のうちに勉強を頑張り選択肢を広げることだと思います。高校3年生になって受験直前に頑張っても成果は出ません。やれるときに最大限やっておくことを繰り返すとそれが学力になって自然と成果は出るはずです。そのためにもう一つは生活でもスポーツでも寮生活でも勉強でもルールを守ること。ルールが守れないと絶対に成果は出ないものです。

林:自分が受験生の時はどのような勉強法をやりましたか

園:体育系に進学したい人は、大学に入る前にできる限りのことをやって入学を迎えないと、全国から強者ばかりが集まるのが大学の体育学部です。大会が終わり引退となった後に入学までの間いかに練習を継続してやれるかで入学後の苦労が変わってきます。また、推薦試験のための面接や小論文は学校の先生にとことんお世話になること。私は金澤先生に入試まで毎日面接の練習をしてもらいました。

林:いよいよ教育実習最終週に向けた意気込みを教えて下さい。

園:より先生らしく生徒と接して、生徒の皆さんが学びたいと思うような授業をしたいと思います。この期間は自分が想像していたよりも遥かに楽しかったです。母校と言うこともあり意外と冷静にできたので教員という仕事を再認識できた時間となりました。生徒も積極的に話しかけてくれるようになったのであと一週間ではもったいないと今になって思います。

林:ありがとうございました。残り少ない期間となりましたが、園田先生の健闘を期待しています。

 

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