Q. 久しぶりに戻ってきた母校の印象を教えてください。
この大自然に囲まれた環境笑、自然の豊かさを感じて通勤をしながら、またここに帰って来たんだなあと思いました。昔からいらっしゃる先生は懐かしく、皆さん暖かく迎え入れてくださってすぐに馴染めました。生徒の皆さんは、昔と比べたら素直で元気な人が多いという印象です。
最近開催された学園祭では、教員にも役割分担があって裏で多くの仕事をしていることを実感しました。自分が生徒だったときは、学園祭は自分たちでやっていて先生は楽をしていると思っていました笑。
Q. 授業をやってみた感想を聞かせてください。
授業は中3の体育を担当しています。自分のことを知っている生徒もいて、皆協力してくれてスムーズに進められました。種目は自分の得意なサッカーだったので、比較的教えられたと思います。
保健の授業はこれから担当します。体育と違って体の動きがないので不安です。いい授業にできたらと思います。
Q. 暁星国際に入学した理由は何ですか。
他の中学に進学してクラブチームに所属すると、移動や練習時間などの関係で勉強時間がなくなると思いました。それよりは、授業を受けて放課後に学校の人工芝グラウンドで練習できたらいいなと思って入学しました。また、たまたま自宅の近くに暁星国際があって、サッカー部の試合を見に行ったときの雰囲気がすごく、自分もこんな環境でサッカーをしたいと思いました。
Q. 暁星国際での1番の思い出は何ですか。
ホームで開催された、高校1年のときの選手権1回戦です。観客がたくさんいて、黄色で埋め尽くされたスタンドに挨拶したときの景色に感動しました。
Q. 大学生活で楽しいことを教えてください。
自分も友達も1人暮らしをしていて、一緒にご飯に行ったり遊びに行ったりできることです。高校までは、親がいてあまり自由にできなかったので、今は自由を強く感じています。
大学では、スポーツ科学部で自分の体の動きなどを勉強しています。自分が専門的に学びたいことが学べるのがいいですね。他には、解剖生理学や実技(器械運動など)もあります。成績はもちろんS評価が多いです笑。
Q. 在学中、サッカーと勉強を両立させるためにどのような工夫をしていましたか。
睡眠を削るのはあまり好きではなかったので、夜と朝に勉強時間を分けたり、隙間時間や自習時間を無駄にしないように真剣に取り組んでいました。また、友達に教えたり教わったりすることでより内容が理解できたと思います。
Q. 大学卒業後の進路を教えてください。
柏レイソルというJリーグ(J1)のチームでプロ選手になります。できるだけ多くの試合に出て定着することが目標です。
Q. プロの選手になるために求められることは何ですか。
いつ見られてもいいように、常に自分のパフォーマンスを発揮できるように、準備や練習に取り組むことです。また、他の選手やスタッフとコミュニケーションを取れる人間性、自分の武器・絶対に負けないという姿勢を持ち続けることが大切だと思います。
Q. 最後に、暁星国際の生徒にメッセージをお願いします。
固定されたクラスで1日を過ごす環境は高校を卒業したらもうほとんどありません。大学に行けば高校時代は良かったなあと思えます。そういう中学高校の時間を大切にして、自分のやるべきことを1日1日無駄にせずにやって、自分の目標に近づけるように頑張ってもらいたいと思います。
