寮生の利用する自販機
今回は、食堂より外に出て、生徒の食事情を紹介させていただきたいと思います。
食堂を一歩踏み出ると、そばにあるのは自動販売機。その中でひと際目を引くのがカップ麺の自動販売機です。
自動販売機の歴史を紐解くと、歴史上もっとも古い記録は古代エジプトの科学者ヘロンが著書の中で紹介していた「聖水自販機」であるといわれています。この装置は、コインを投入するとその重みで水が出てくる装置で、紀元前215年頃に寺院に置かれていたようです。一方、現在のような自動販売機が登場したのは1800年代後半、産業革命後のイギリスだといわれています。
そして、今回この記事でとりあげているような「カップ麺の自動販売機」についてです。
昔はプールや高速道路のサービスエリアなどでよく見かけましたので、昭和世代の保護者の方にとってはとても懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。私にとっても、子供のころ市営プールで休憩時間に食べたのは懐かしい良い思い出です。
こういった食品関係のレトロ自動販売機は愛好家が非常に多く、設置されている場所がネットやテレビで紹介されるなど、密かに人気があります。
昼食時には利用できませんが、本校に設置してある自販機も食べ盛りの寮生にとってはお腹を満たしてくれる心強い味方。レトロ機器ではありませんが、やはり大人気です。
給食同様、これらの味が十数年後の生徒達にとって懐かしい思い出になると良いですね!