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暁星国際生の受験勉強 卒業生の声より

卒業していった先輩がいかに進学に向き合い希望の進路を獲得して卒業していったか、卒業生の残してくれた手記を紹介したいと思います。

主に学校での補習について書きたいと思います。私は一般受験を決意していたので、受験大学によってコースの授業では履修しない科目まで勉強しなくてはならなくなり、先生方に無理にお願いして高2から補習をしてもらっていました。高3になると、放課後だけでなく授業の空き時間や休暇中にも補習を入れてもらい、運動部との両立をすることができました。無事合格でき先生方には本当に感謝しています。

私は夏までサッカー部で活動をしており、十分な勉強時間が確保できたのは引退後でした。確かに時間的な勉強環境は限られていましたが、勉強は必ずしも机や紙とにらめっこするものではないと思っています。私は試合会場へのバスの移動時間や、登下校の電車などのスキマ時間を活用して英単語や文法といった基礎的な知識を固めました。受験には鉄壁の知識は必須です。しかしながら、それは労力の割にすぐ自分の武器とはなりません。しかし、繰り返せば繰り返すほど自分のものとなっていきます。だから忙しい人ほど実はチャンスです。ついついスマホを触ってしまう通学の途中や寝る前の15分にスマホを単語帳に持ち替えたら。きっと受験期のあなたの強い武器になるでしょう。暁星国際はそれができる環境でした。

スポーツは他人がライバルなので報われないこともありますが、勉強は自分との戦いなのですべての人に平等なチャンスがあります。決まった戦術に従う必要もなく、勉強方法や時間も自由です。そしてなんと、全員に受験という公式試合に出るチャンスがあるのです。そのことに気づかせてくれ受験に奮い立たせてくれたのがこの学校の環境でした。

模試の判定はただの数字でしかありません。そこに一喜一憂する必要は全くありません。実際私も模試で常にE判定の大学に無事合格したので大丈夫です。ただ、自己分析をして勉強面でも精神面でも自分のことを自分が一番知っている状態になることが重要です。何が得意で何が苦手か、調子が悪いときの立て直し方、長い受験期の乗り越え方。そして誰にも負けないという強い意志があればきっと勝てますし寮にいると客観的に自分のことを知ることができるようになります。

私は試験の2ヶ月前まで部活を続けていたので、受験期の大半は勉強とサッカーの両立をしていました。帰宅して時間がないので、夕食とお風呂の時間でリラックスしてから勉強に取り掛かるという生活リズムで過ごしていました(個人的に、疲れて帰ってきてもご飯を食べてお風呂に入れば回復できるので、この流れはお勧めです)。引退してから試験本番までの2ヶ月は、今までとは桁違いに勉強に費やせる時間が増えたので、完全に切り替えて良い追い込み期間に人生をかけて頑張りました。最後の最後まで諦めずにこんなことができたのも暁星国際のおかげでした。

受験勉強においてもっとも大切なことは、教科書レベルの基本事項をきちんと習得することだと思います。確かに、入試問題には教科書の例題にあるような問題がそのまま問われることはまずありません。しかし、基本なしに入試問題が解けることもありません。私は、学校の授業を復習することで基本を全て身につけることができ、その次の受験レヴェルのステップに自然とレヴェルアップできるようになりました。

受験勉強にはそれぞれの皆さんに適した向き合い方がありますが、様々なアプローチ方法をサポートできるのも少人数の暁星国際ならではの特徴と言えるかと思います。

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