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環境小論文校内作品紹介 最終回

「ベネッセ環境小論文コンクール」課題

家、学校、地域などあなたの身の回りで、地球や生物に負荷をかけていると思う問題を挙げ、○○の立場から、その問題の解決策を提案しなさい。その際、その解決策が有効だと思う理由も述べなさい。

○○には、あなたの設定したい立場を自由に入れなさい。

例 環境大臣、企業の社長、教師など

審査基準 論文の「独創性」「論理性」「提案の有効性」「設定した立場との整合性」を判断して審査します。

(ベネッセHPより)

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 ニッサン、ホンダ、トヨタ。これらの会社は世界的に有名である自動車会社だ。これらのここ最近、電気自動車や水素自動車を開発している。なぜそのようのことをするのか。それは、環境問題だ。今、世界で約9割の人がガソリンを使って自動車を動かしてる。ガソリン自動車を使うと車から出るのは排気ガス。これが地球や生物に対して害を与えている。

 そこで、私はセールスマンになり、これから車を買おうとする人や替え代える人に対して、水素自動車や電気自動車を少しでも多くの人に安く自動車を提供したい。そうすることで多くの客はこれらの自動車を買おうとする。なぜなら2つのメリットがあるからだ。1つ目は、地球にやさしい。2つ目は、ガソリン代がかからない。これらのことを理解すれば、人々は、人々は、ガソリンを使った車を使わず、電気や水素自動車を買うだろう。

 現在世界で約9割の人々はガソリンで車を運転している。そうすると車から排気ガスが出てしまい地球を汚してしまう。だが、わたしがこのような活動に取り組み、多くの人に地球にやさしいもの使ってもらいたいのだ。なぜなら、地球は人間の物だけではなく、地球にいるものすべてだからだ。

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 食品浪費は世界の中では大きな問題になっている。これは地球温暖化を促し、人間に殺された生命に対してもあまり理不尽なことだ。

 私の学校には、食事を終わったとき、常にたくさんの食べ物のかすが食堂の水槽に残されている。こういうのは「浪費」だ。そこで、食品浪費は地球に負担をかけている、なぜならば、食品の作りから人々の口に入るまで、この過程はたくさんのエネルギーをかかるのだ。しかし、みんなが何とかの原因で食べ物を捨てしまった。作りに消費したエネルギーがもったいないと言うまでもなく、捨てられしまった食品を処理することにもたくさんのエネルギーが必要だ。つまり、食品を捨てるのが地球にダブルの害になるだ。

 では、食品浪費は地球にどんぐらいの負担をかけているか。日本では年間600万トンの可食部分の浪費が出ている、世界の方は年間13億トンである、まるで想像できない数字だ。食品浪費の問題に注意を払わないと、二酸化炭素やいろいろな問題が地球または人間自分たちに負荷をかけるようになる。

 ところが、どうやってみんなにこの問題を意識させるか。写真家としての私の提案は、写真でみんなを覚悟させるということだ。具体的にはどういうことなのかというと、たとえば、食堂の水槽を例とし、みんなに食品浪費のカオスを見せるというわけだ。「自分が悪いことをしたんだ」を意識させるのだ。環境部門と相談し、いろんな場所でこのようなイメージを貼り、「浪費はもうしない」という願いを伝えるのだ。

 私はこれを有効だと思う理由は、政策と法より、人の考えを変えるのが根本で有効やり方だ、人々が自分の錯誤を意識できれば、それは厳しい制限よりもいいだと考える、これこそ平和な社会だ。私は写真がこの問題を緩和できるだと信じる。

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(食品の有効活用で減らす食品ロス)

 最近、食品ロスに関するニュースをよく見る。農林水産省の平成30年度の調査によると日本の食品廃棄量は全体で600万トン、そのうち事業系食品ロスが423万トンと全体の45%だ。食品企業では品質に問題がないのにもかかわらず売れなくなった食品を廃棄することになってしまっている。日本ではこれらを焼却処理していて、二酸化炭素が生じている。

 そこで私はフードバンクというサービスに注目し、農林水産省の立場から解決策を考えた。フードバンクというのは、食品企業が捨てるはずの食品を受けとり、福祉施設などに提供するサービスのことである。しかし、このサービスはあまり多くの人に認知されておらず企業との連携がうまくできていない。また、企業をフードバンクの規模が合わず、物流費、人件費などの問題がある。そのため、フードバンクは十分な量の食品を扱えていない。そこで私は農林水産省の視点から、企業とフードバンクの仲介となるアプリを作ることを考えた。食品企業とフードバンクの団体それぞれにこのアプリに登録してもらい、地域別に、企業とその売れなくなった食品の規模に合わせ複数の団体に分配する。また、フードバンク側の在庫の状況をアプリでわかるようにし、企業側から食品を焼却処理する場合にかかる費用ほどではないだけの利用料を取る。

 このアプリが有効だと思う理由には2つある。まず、企業は食品を処理するのにかかる費用を減らすことができ、食品ロスの軽減に貢献しているとして社会的イメージも向上するだろう。次に、フードバンク側の利点として地域別で団体の数を複数にし、企業からの利用料で運営を支援することによって輸送費などの負担を減らすことができるということがある。

 私はこのアプリを利用することによって企業側と受け取る側の双方が得をし、環境にも優しい仕組みが確立できるはずだと考える。

参考文献

・食品ロス量(平成30年度推計値)の公表 – 農林水産省

・食品ロスについて知る・学ぶ|消費者庁

・フードバンク支援事業 – 農林水産省

・フードバンク活動など|消費者庁

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 洗剤、殺虫剤、化粧品、農薬、塗料などは私たちの生活を豊かにし、便利な生活を送る上で必要不可欠な物となっている。しかし、これらは全て化学物質で出来ており日常の生活で使用することにより大気中や水、土壌といった環境にたくさん排出される。その結果として私たちは体内に多くを取り込んでおり、それらは将来、人体や環境に影響を及ぼす危険性がある。

 私は文部科学省の立場から中高生の学習カリキュラムに環境教育を加えることを提案する。化学物質に関する国民の意思域調査において化学物質の使用に不安はないと答えた人の理由は「行政が必要な対策をとっているから。」「まだ身近な影響を感じてないから。」など。確かに環境問題の解決に大きく迅速に貢献できるのは企業や行政の取り組みであると考えるが、国民一人一人の対策や意識が最も効率的に解決へとつながるのではないか。

 また、化学物質に関してどんな情報を得たいかという質問に対して「生活用品に含まれる化学物質。」、「体内に取り込まれる有害性。」これらから危険性への関心が強いことが分かる。せっかく多くの人が関心を持っているのだからまず正しい知識を与えることが必要だ。化学物質を用いた日用品社会に長い間、広く流通しており、何かをして今すぐ結果を得ることは難しい。だから、将来の社会を担っている若者に早くから化学物質の望ましい扱い方、管理方法、便利さの裏の危険性、将来起こりうる被害などの知識を与えることで若者の意識や知識が同時に大人にも広がる。そして最終的には社会全体で化学物質の現状を共有し、化学物質の使用量を減少させ、人類、環境と上手く共存させる。

  排出されている化学物質の種類はとても多く、今はまだ確認できていない環境や人体への影がこれから先に見つかった時に手遅れだったと後悔しないような未来を築くことが出来るのではないか。

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