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英語コラム④「理屈も大切!?」-「仮定法」

前回 → 英語コラム③「理屈も大切!?」-「仮定法」

 

前回までに以下のことを確認しました。

 
 英語における「現在形」と「過去形」
 「現在形」→「現在の事実」 ⇔ 「過去形」→「現在の反事実
  

このように、「過去形」が単に「過去のこと」ではなく、正しくは「現在の反事実」を表す時制であるということになると、私たちが通常考えるよりも「過去形」で表現する範囲が広くなります。

「現在形」は「今のこと」、「過去形」は「過去のこと」と単純に考えがちな私たちが「仮定法」学習でとまどう理由はここにあるのです。

つまり、「現在形」と「過去形」は2つの対立軸があるということです。以下の4つの日本語を2つの対立軸にてらして分類してみましょう。

 
(a)「私は毎日散歩する」
(b)「私は昨晩ステーキ食べた」
(c)「私は彼の住所を知らないので手紙を書けない」
(d)「もし私が彼の住所を知っていれば、手紙を書けるのに」(つづく)

 

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